
みなさんこんにちは!
元家電量販店員やまぐちです。
今回はパナソニックの多くの機種に搭載されている
微凍結パーシャル
について紹介します!
最初からわかるまとめ
・微凍結パーシャルは食材の外側を微凍結させて層を作る
・その層が食材の酸化を抑える
・冷蔵より長く、冷凍よりおいしく保存できる
・お肉系なら約2週間保存可能
・魚系なら約1週間保存可能
・切れて、はがせて、すくえて、つまめる
微凍結パーシャルとは?
冷蔵庫内にあるチルド室をボタンで切り替えることで微凍結パーシャルを使うことができます。


三菱の氷点下ストッカーに似ています
微凍結パーシャルの仕組み

食材の表面をうすーく凍らせることで外からの酸素の侵入を防ぎます。これにより、生鮮食品も作り置きの食材も美味しさそのままで長期間保存することができます。
酸素がつくとどうなるの?
酸素がつくと、食材の油脂分が酸素に結合し成分が変化してしまいます。色や風味が悪くなります。(酸化と言います)

なんで-3℃なの?
約-3℃で食品の外側を微凍結させるこの機能ですが、この「-3℃」だからこそ肉や魚が凍り始めるギリギリを保つことができます。
食品の状態や種類によって凍りやすさが違うので微凍結パーシャルモードには弱、中、強の3段階で調節ができます。
微凍結パーシャルの一番重要なところは
冷凍とは全く違う
というところです。完全に凍らせるわけではないので、そもそも解凍は不要ですしそれに伴うドリップ(うまみ成分や水分)が奪われることもありません。
冷蔵より長く
冷凍よりおいしく
これが微凍結パーシャルです

間違いなくテストに出ますw
微凍結パーシャルの使い方

冷蔵庫庫内にあるパーシャルチルド切替ボタンから「中」を選びます。「強」と「弱」は「中」を使ってから調節してください。
運転状況は庫内のLEDの色で判断できます。
庫内のLEDが
白色→通常のチルド室
水色→微凍結パーシャル

ラップやフリーザーバックなどに積み重ねずに食材を入れます。
積み重ねてしまうとうまく食材の周りが凍らなくなってしまいますので注意!
あとは冷蔵庫の扉を閉めれば「オート急冷」が始まって微凍結までの時間を早めてくれます。(オート急冷は自動で終了します。)
微凍結パーシャルでできること
約14日間保存できるもの

・牛ももステーキ肉
・豚ロース肉
・豚バラ肉
・加工肉 など
通常の冷蔵庫との比較はこちら↓↓


微凍結パーシャルと通常のチルド保存の色の違い


通常の冷蔵に比べてお肉は特に長持ちします!
約10日保存できるもの

・ミンチ肉
・鶏肉
・作り置き(ハンバーグのたねやカレー) など

ミンチ肉などもなかなか長期保存しにくいものですが、微凍結パーシャルのおかげで10日ほど保存できます。
約1週間保存できるもの

・イワシ
・サーモンなどのサク
魚系はお肉に比べてどうしても持ちが悪いですね、、(しょうがない)

1週間置くだけで普通のチルド室のイワシは確実に、、、、食事中の方はごめんなさい

焼いても食べたくないような色ですね、、、
解凍いらずでぐっと時短調理

先ほども説明した通り、微凍結パーシャルは冷凍しているわけではないので上の4つのことができます。
・切れる
解凍無しでサクッときれます(切れちゃう瞬冷凍と似ている、、、)
・はがせる
必要な量や枚数を取り出せるので使いやすい
・すくえる
食べたい量をすくってレンジでチンするだけ
・つまめる
お弁当にも便利な欲しい分だけつまめる
時短レシピ
パナソニック公式サイトに微凍結パーシャルを使った時短レシピやスイーツレシピが掲載されています。
詳しくはこちら
おまけ(冷蔵、チルド室、冷凍との差)

イワシの保存期間と保存方法の比較の表です。
冷蔵、チルド、冷凍と微凍結パーシャルの差がうまく書かれているのでよければ参考にしてください。
まとめ
微凍結パーシャルはお肉やお魚を多く買っておいしく保存したい人にはぴったり!
お刺身のサクを切ったり、お弁当を詰めたりと時短調理ができるので忙しいパパママ必見の機能です
もう一度復習
・微凍結パーシャルは食材の外側を微凍結させて層を作る
・その層が食材の酸化を抑える
・冷蔵より長く、冷凍よりおいしく保存できる
・お肉系なら約2週間保存可能
・魚系なら約1週間保存可能
・切れて、はがせて、すくえて、つまめる
コメント